【円形脱毛症に育毛剤の効果】円形脱毛症の症状・原因・対策
「10円ハゲ」とも呼ばれる円形脱毛症は、いきなり頭に現れる十円くらいの大きさのハゲで、育毛剤では効果がなく治りません。
円形脱毛症はどうして起こるのかの原因と、そして症状やどんな対策ができるのかを紹介します。
円形脱毛症の症状
円形脱毛症とは、10円ハゲと呼ばれるように頭髪に円くハゲている部分ができる薄毛の事です。
その頻度は後天性の脱毛症の中では高く、アメリカでは人口の0.1%から0.2%程度の発症率です。
日本でもそれくらいの発症率と考えられています。
円形脱毛症(alopecia areata:以下 AA)は後天性脱 毛症の中で最も頻度が高い疾患で,アメリカでは人口 の 0.1~0.2% に発生しており,おそらく本邦でも同程 度と思われる.
引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/120/9/120_1841/_pdf
円形脱毛症は自己免疫疾患で、病原菌から身をまもる免疫力が暴走して起こる脱毛症です。
血液の中の白血球は、体の中に入ってくる病原菌と戦う機能を持っています。
しかし何らかの原因で白血球が暴走し、頭皮や毛根を病原菌と勘違いして攻撃してしまうことによって脱毛が起こります。
頭髪の一部分が円くハゲる事を単発性脱毛症といい、円くハゲている部分が幾つかある場合は多発性脱毛症と言います。
また、頭の全体の髪の毛が抜けてしまう事を全頭性脱毛症と言い、眉毛や体の毛まで抜けてしまう事を汎発型脱毛症といいます。
円形脱毛症の原因
円形脱毛症の原因はわかっていません。
ストレスを感じて自己免疫機能が暴走したという説が有力な説になります。
AA 発症に精神的ストレスが関与するとの説が流布 している.また,一般診療で,精神的ストレス後に脱 毛を生じた症例を経験する機会もあるが,全くその関 与を自覚しない患者も多い.
引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/120/9/120_1841/_pdf
ストレスが原因と考えられていますが、ストレスは科学的に数値化するのは難しいです。
そのためストレスを科学的なな根拠とするのは難しいため、現段階では明確な根拠とは言い切れないのです。
育毛剤で円形脱毛症の改善効果はない
育毛剤は円形脱毛症には効果がありません。
円形脱毛症は自己免疫機能の暴走のために起こります。
育毛剤の成分は自己免疫機能を正常化する成分などは含まれていません。
円形脱毛症の治療には、病院の診断をうけましょう。
現段階ではステロイドが円形脱毛症の治療には有効です。
3 件の非ラン ダム化比較試験より,ステロイド局注部位は,プラセ ボ部と比較して,発毛の評価指標が改善することを示 唆する信頼性の高い根拠が見いだされている
引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/dermatol/120/9/120_1841/_pdf
いずれにせよ、育毛剤では円形脱毛症を治療することができないので、10円の形のハゲが現れた場合は医者の診断をうけましょう。
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