育毛剤効果なし?なぜ育毛剤で髪の毛が生えるのその理由と真実
育毛剤の効果はあるの?育毛剤は効果なしと効くけど本当?という疑問を持たれていると思います。
育毛剤は薄毛のステージ別に使うべきものが違い、間違った育毛剤を使うと効果はありません。
完全なハゲの人が薬用育毛剤をつかっても髪の毛が生えず、効果がないということになります。
育毛剤の効果がなしという評判がおこる理由は、間違った育毛剤を選んでいるからです。
ここでは、育毛剤の効果なしと言われる理由と、正しい育毛剤の選び方を紹介します。
目次
なぜ育毛剤の効果なし?症状にあった育毛剤をつかっていないことが理由
育毛剤には効果がありますが、選び方を間違えると効果がありません。
間違った使い方をしている育毛剤は、即刻やめるべきです。
でも育毛剤は正しく選んで使えば効果がバッチリあります。
それでは、どの育毛剤がどういう効果があるのか、薄毛の症状別に育毛剤の選び方を紹介します。
薄毛の症状に合った育毛剤を使わなければ使っても効果なし
薄毛の症状別に育毛剤を選んで使うべきですが、薄毛の状態と育毛剤の効果が合っていないと育毛剤を使っても意味がありません。
まずは育毛剤の種類について3つのタイプの育毛剤を知っておきましょう。
「育毛剤」は主に、次の3つの種類に分類されます。
- 発毛剤
- 薬用育毛剤
- 養毛剤
の3つのタイプです。
- 発毛剤・・「ミノキシジル」を配合している育毛剤で、国産の発毛剤はリアップとメディカルミノキのみ。
- 薬用育毛剤・・「チャップアップ」や「イクオス」などの、いわゆる「育毛剤」と呼ばれるものが薬用育毛剤。
- 養毛剤・・市販の安い1000円くらいで買えるものがこの種類です。
まずは育毛剤の3つの種類を抑えることが必要です。
【なぜ育毛剤の効果なし?】薄毛の症状の進行状態を知る方法
薄毛の進行状態に合わせた育毛剤を使用することが大切で、薄毛の状態を知ることも必要です。
そして、自分の薄毛がどの程度のものなのかを知ることも大切です。
薄毛の状態を分類した医師に、ハミルトン・ノーウッドという方がいます。
ハミルトン・ノーウッドは薄毛の状態を分類して表にしました。
薬用育毛剤が効果があるのは、ハミルトン・ノーウッド分類のI、II、III、II Vertex, III Vertex型,そしてぎりぎりⅣ型です。
画像引用:http://www.drs-hair.co.jp/effects/hamilton/
Ⅳ型からⅤ型になると、薬用育毛剤の効果はなしです。
薬用育毛剤は、「今ある髪の毛を育てて、抜け毛を防ぐ」効果はありますが、ハゲてしまっている頭皮に髪の毛を生やす「発毛効果」はありません。
ハミルトンノーウッド分類(日本では高島分類)のⅤ型以上のの状態なら、発毛剤を使うべきです。
I、II、III、II Vertex, III Vertex型,の薄毛の状態の方は、「イクオス」や「チャップアップ」といった薬用育毛剤をつかうと良いです。
養毛剤は上のどの状態の時に使っても効果はなく、AGAになる前に気休め程度の効果しかありません。
育毛剤が効かないのは当たり前!ハゲにはハゲの発毛剤
ハミルトンノーウッド分類のⅣ以上の薄毛の状態は、「ハゲ」と呼ばれる状態ですが、育毛剤の効果はありません。
薬用育毛剤はハミルトンノーウッド分類のⅠ〜Ⅳまでに効果を発揮しますが、Ⅴ以上の薄毛にはほとんど効果がありません。
薬用育毛剤の育毛効果は、「髪の毛のハリやコシをとりもどす」ことや「髪の毛のボリュームをアップする」ことです。
さらに抜け毛を防いでAGAの抜け毛の進行を止める効果もあります。
主に20〜30代の、抜け毛が増えて薄毛がすこし進んで若ハゲが心配な方に効果を発揮します。
ノーウッド分類のⅤ以上の薄毛の方には薬用育毛剤は効果がありません。
ノーウッド分類のⅤ以上の薄毛の方は、発毛剤を使うか、AGAクリニックにて薄毛治療をする必要があります。
ただ、発毛剤も発毛率は10%程度ですし、AGAクリニックはとても値段がかかります。
【育毛剤は効果なし?あるの?】育毛剤の効果を発揮できない理由
育毛剤の効果を発揮できない理由は単純で、間違った育毛剤を選んでいるか、生活習慣に気を使っていないことがあります。
間違った育毛剤の選び方をしていると、効果のある育毛剤も効果を発揮しないのは当たり前です。
育毛剤選びは育毛剤の効果をしっかりと把握しつつ、薄毛の状態を把握することが大切です。
また生活習慣がみだれていると、育毛剤の効果は半減します。
せっかく効果のある育毛剤をつかっても、生活習慣の乱れは抜け毛を増やしてしまいます。
「育毛剤の効果がでないな」と感じている方は、正しい育毛剤をえらび正しい生活習慣をしましょう。
育毛剤の効果が出ない理由は有効成分の入っていない市販の安い育毛剤をつかっている
育毛剤の効果がでない理由として、有効成分の入っていない市販の安い育毛剤をつかっている場合があります。
養毛剤と呼ばれる市販の安い育毛剤は有効成分が入っていないので、使用しても全く効果がありません。
市販の育毛剤の成分表をみると、2,3種類の有効成分しか配合されていません。
2,3種類の有効成分では、気休めていどにしかならないので使用する必要がありません。
育毛剤が効果ないなとおもったら、まずは市販の安い育毛剤を使用するのはやめましょう。
育毛剤の効果がでない理由は間違った育毛剤の使い方をしている
育毛剤の使い方を間違えると、育毛剤の効果が半減します。
育毛剤は正しいタイミングで使うと効果を発揮しますが、間違った使い方をすると効果がでにくいです。
育毛剤の正しい使い方としてドライヤーの使い方などに気をつける必要があります。
育毛剤をつけるタイミングは、シャワー後にドライヤーで半乾きにした状態で使用します。
半乾きの状態で使用することで、育毛剤が頭皮にまんべんなくのび、浸透力を発揮します。
そのほかにも育毛剤の使い方を紹介していますが、育毛剤の正しい使い方はこちらの記事で紹介しています。
育毛剤が効かない理由は生活習慣がわるい
育毛剤の効果が出ない理由として、生活習慣が悪いことも挙げることができます。
具体的には、野菜が不足していたり、睡眠不足が抜け毛を促進します。
野菜が不足していると、ビタミンやミネラルやアミノ酸など、髪の毛を作り出すための栄養が不足してしまいます。
またビタミン不足は頭皮の新陳代謝もわるくなるため、頭皮の老化も進みます。
野菜が不足すると、抜け毛の原因が増えてしまうので育毛剤の効果も半減します。
また睡眠不足も抜け毛に影響を与えます。
睡眠不足になると、血行がわるくなったり、ストレスをうまく解消できません。
ストレスが解消できない状態がつづくと、体が興奮した状態になりホルモンのバランスが乱れます。
ホルモンバランスが乱れると自律神経の働きがみだれ、頭皮の血行を悪くします。
ストレスの溜め込みも抜け毛の原因になり、育毛剤の効果が半減します。
育毛剤の効果が出ないなという方は、食事と睡眠時間が乱れていることが多いです。
育毛剤を半年の期間使っても育毛効果が実感できない場合の対策
育毛剤は半年使うとほとんどの方が効果を実感しますが、まれに効果を実感しない方もいます。
育毛剤を使って半年で効果が実感できないときは、
「育毛剤の選び方が間違っている」
という可能性が高いです。
育毛剤を使って効果が得られない場合の、薄毛の症状に有効な育毛剤の選び方を紹介します。
育毛剤が効かないと感じるなら育毛剤・発毛剤を選び直す
育毛剤を半年使って効果が得られない場合は、育毛剤を選び直すことをおすすめします。
もしあなたが、
- 市販の安い育毛剤を使っている
- ハミルトンノーウッド分類のⅠ〜Ⅳの症状なのに発毛剤を使っている
- ハミルトンノーウッド分類のⅤ〜の症状なのに薬用育毛剤を使っている
の上の3つの場合は、半年使っても効果は得られません。
ハミルトンノーウッド分類についてはこちら
特に薬用育毛剤をⅤ以上の薄毛の症状に使用しても効果がありません。
ハミルトンノーウッド分類でⅤ以上の薄毛に半年間育毛剤を使用しているなら、全く意味がないので今すぐやめましょう。
育毛剤の効果がないときはAGAや頭皮環境の悪化などの薄毛の原因を探る
育毛剤の効果を発揮するには、薄毛の原因を知ることも大事です。
薄毛がAGAによるものなのか、頭皮環境が悪化したためなのかストレスによるものなのかで選ぶべき育毛剤が異なります。
もし薄毛がAGAによって抜け毛がふえているならば、AGAの抜け毛を抑える成分配合の育毛剤を使わないと効果がありません。
また、頭皮環境の悪化が原因なら、頭皮環境の状態を改善する育毛剤を使用しましょう。
頭皮の悪化とは具体的には血行が悪くなったり、あたまの脂(皮脂)が毛穴につまっていたり、皮膚が糖化して老化している場合があります。
頭皮環境が悪化している場合は、血行促進成分や皮脂をきれいにする成分、頭皮の老化を抑える成分が配合されている育毛剤を使用しましょう。
頭皮環境を整える育毛剤はこちらで紹介していますで参考にしてみてください。
AGAの薄毛のステージが進行している場合は、ノクリニックでAGA治療薬を
薄毛のステージが進行している場合(ハミルトンノーウッド分類のステージⅤ以上)は、クリニックに行った方が早い場合があります。
Ⅴ以上の薄毛の場合は発毛剤を使いますが、発毛剤は副作用が強い上に発毛率も約10%ほどです。
ですのでステージⅤ以上の薄毛に対しては、発毛剤を使うよりもクリニックに相談した方が早い場合があります。
薄毛や抜け毛の進行に効果のある育毛剤はイクオス
ハミルトンノーウッドの薄毛のステージがⅠ〜Ⅳの場合は、薬用育毛剤が効果があります。
薬用育毛剤の中でも一番おすすめの育毛剤は「育毛剤イクオス」です。
イクオスは血行促進成分や皮脂を綺麗にする成分などの、頭皮環境を整える成分が満遍なく配合されています。
さらに髪の毛の毛根を刺激して髪の毛にハリとコシを出すので、髪の毛のボリュームをアップします。
薄毛が進行していない場合や、半年間育毛剤を使って効果が出ない場合は、イクオスをおすすめします。
【発毛剤の真実】AGAに効くのは育毛剤と発毛剤のどっち?本当の効果
発毛剤の真実として、AGAに本当に効果があるのは発毛剤ではなく育毛剤です。
育毛剤が効果があるのは、「AGAによる抜け毛の予防」です。
つまり髪の毛がある状態の人にとって選ぶべきは育毛剤であり、発毛剤ではありません。
発毛剤もハゲ上がっている人にとって、「絶対生える発毛剤」として認識されています。
しかし発毛剤は副作用がつよく、頭皮を破壊してしまいハゲがすすむのでおすすめできません。
育毛剤の本当の効果を紹介します。
AGA治療はステージ別に薄毛の改善をする
AGA治療はステージ別に薄毛の改善をする必要があり、髪の毛が残っているなら育毛剤です。
髪の毛のあるうちに育毛剤で対策をしておけば、AGAの薄毛の進行を遅らせることができます。
AGA治療で誤解されがちなのが、AGAでハゲた人が育毛剤の効果を期待してしまうことです。
育毛剤はAGAの薄毛の進行を抑えることができますが、AGAによってハゲた人の治療はできません。
細かい髪の毛の抜け毛が多く、AGAの疑いがあるなら、一刻も早く育毛剤でケアしましょう。
AGAの髪の毛が残っているステージに抜け毛予防効果のある育毛剤
AGAの疑いがあり、抜け毛がふえてきたなというステージに効果を発揮するのが育毛剤です。
薬用育毛剤には、AGAの男性ホルモンが原因の抜け毛を抑える成分が配合されています。
AGAの抜け毛の原因は、男性ホルモンが悪玉になり、脱毛指令をだすことが原因です。
育毛剤には男性ホルモンが悪玉になるのをふせぎ、脱毛の指令を出すことを防ぐ効果があります。
抜け毛が増えてきてAGAの抜け毛が心配だなという方は、AGAの抜け毛予防の効果のある育毛剤を使いましょう。
髪の毛が残っていないステージに効果のあるのはAGA治療薬
AGAによって、髪の毛が残っていないステージの薄毛の方は、使うべきは発毛剤ではなくAGA治療薬です。
AGA治療薬は髪がないところに髪の毛を生えさせる、「発毛効果」があります。
髪がのこっていないステージの薄毛の方がいくら育毛剤を使用しても、発毛はしませんので注意が必要です。
AGAで髪の毛が抜けてしまい、頭皮に髪の毛がのこっていないのであれば、クリニックに相談してAGA治療薬をもらうことをおすすめします。