運動不足は薄毛の原因になる!運動の抜け毛への影響と髪の良いスポーツ
運動不足は薄毛の原因になる!運動の抜け毛への影響と髪の良いスポーツ
薄毛になる原因は様々ですが、最近では生活習慣の乱れが原因になることが増えています。
特に運動不足による肥満や血行不良は、抜け毛を増やしてしまう大きな要因になるため注意しましょう。
そこでここでは、運動不足が薄毛になる原因や抜け毛対策に効果的な運動などについて解説していきます。
目次
運動不足がハゲ・薄毛の原因になる!血行が悪く自律神経が乱れやすくなる
運動不足は、体を不健康にするだけではありません。
血行不良や自律神経の乱れ、肥満を招いて、ハゲ・薄毛を進行させてしまいます。
運動不足が髪に与える影響について、一つずつ見ていきましょう。
運動不足とハゲ・薄毛は関係あるの?運動は健康と抜け毛予防にマスト
定期的に運動することで、体の機能を維持したり生活習慣病を予防したりするなどのメリットがあります。
具体的には、抵抗力を高める、血行が促進される、体力が高まる、心肺機能が向上するなどの効果があらわれます。
運動が及ぼす良い影響は、身体的なことにとどまりません。
気分解消やストレス解消など、精神的にも良い影響を与えます。
つまり、運動は心身の基盤を整えることにつながるのです。
反対に運動不足が続くと、身体機能の低下やストレスの蓄積などのデメリットが生まれます。
その結果、頭皮に栄養分がスムーズに運ばれなくなり、薄毛が進行してしまいます。
そのため薄毛が気になっている人は、最近運動不足になっていないか、ぜひチェックしてみてください。
運動不足による頭皮の血行不足が抜け毛・薄毛の原因に
運動不足によって、慢性的に血行が悪くなります。
血流の悪化は全身へ影響を与えるため、肩こりや内臓機能の低下などの悪影響があります。
その中で特に注意したいことは、体の先端部分への血流不足でしょう。
たとえば、手足への血流量が不足することで冷えが頻繁に起こります。
そして頭皮への血行が悪くなることで、毛母細胞への栄養分が不足し、細毛や抜け毛の原因にもなります。
運動不足は、筋力低下も招きます。特に、下半身の筋力不足には注意してください。
脚の筋肉は、第二の心臓と呼ばれるほど強いポンプ機能を持っています。
脚の筋肉が、全身ヘ血液を送り届けてくれるのです。
しかし脚の筋肉が使われないと、筋力が低下し、ポンプ機能も低下してしまいます。
そのため、1日の歩数が少ない、歩くスピードが落ちていると感じている人は、筋力不足に注意しましょう。
運動不足による自律神経への影響:自律神経の乱れがハゲ・薄毛の原因に
自律神経の乱れも薄毛の原因になります。
運動不足になると、血行不良や生活機能の低下によって心身のバランスが崩れます。
心身が正常に働かないことで、自律神経への悪影響は免れません。
その結果、体温調整や内臓機能などの基本的な身体機能が低下し、髪の成長にも悪影響を与えてしまいます。
自律神経の乱れは、ストレスの持続も招きます。
ストレスが蓄積され続けることで、頭皮の血流不足や毛細血管の収縮などが起こるため、さらなる薄毛の原因になってしまうでしょう。
運動不足による肥満がハゲ・薄毛の原因になる
運動不足は、基礎代謝に重要な筋肉量を減らしカロリーの消費を抑えるため、肥満を招きます。
肥満は、生活習慣病の原因になるだけではありません。血液や汗の質も悪化させます。
血液の質が悪化してドロドロになると、頭皮の毛細血管の血流量が減少します。すると、髪は十分に成長できません。
さらに、質の悪い汗は頭皮環境を悪化させます。
健康な髪が育つための土台が崩れると、成長する前に抜け落ちる髪が増えるため、薄毛の原因になってしまうのです。
薄毛予防には有酸素運動が効果的!散歩や水泳で育毛対策をしよう
運動不足が薄毛の大きな原因になるため、薄毛予防のためには効果的に運動をする必要があります。
しかし、ただ運動をすれば良いわけではありません。
有酸素運動をできるだけ毎日続けることが、もっとも効果的です。
有酸素運動が抜け毛予防になる理由は血行がよくなるから
有酸素運動とは、十分な呼吸を確保しながら軽い運動を続ける運動を言います。
たとえば、ジョギングやウォーキングなどが有酸素運動に当たるでしょう。
この有酸素運動を行うことで、心拍数が上昇します。
その結果、全身の血行が改善。頭部の血行も促進されるため、抜け毛予防にも効果が期待できます。
また有酸素運動では、十分な酸素を肺から吸収します。
この酸素も血液によって頭皮に運ばれるため、髪の成長に良い影響を与えます。
髪にいい育毛のためのスポーツは水泳、その理由は短時間で全身運動ができるため
薄毛対策になるおすすめのスポーツは「水泳」です。
理由は、有酸素運動の中でも短時間で効率よく全身運動ができるためです。
水中でかかる負荷は、地上と同じではありません。
水中で運動をすることで、全身に水圧がかかります。
たとえば、水中を歩くだけでも全身に負荷を感じられるでしょう。
これが水圧の影響です。全身に負荷を感じることは、全身運動になっていることを意味します。
水中ウォーキングをはじめ、ゆったりと平泳ぎをするなどの軽い運動でも、20~30分で十分な運動量を確保することができるでしょう。
水泳で注意したいことは、一生懸命に泳がないことです。
プールで全力で泳ぎたくなる人は少なくないでしょう。
しかし、激しい運動をしてしまうと有酸素運動にならないため、薄毛対策にならないケースがあります。
もし、プールを利用するのが難しい場合は、ジョギングやウォーキングがおすすめです。
効果を実感するためには30分以上の運動は必要ですが、適度な負荷でできる有酸素運動です。
無酸素運動や激しい運動は薄毛対策に逆効果
運動強度の低い有酸素運動のようなものは、薄毛対策に良いことを説明してきました。
しかし、強度の高い筋力トレーニングや激しい運動は、薄毛対策にならないだけでなく、逆効果になるため注意してください。
理由は、栄養分が筋肉の修復に使われることと、悪玉男性ホルモンが増加するためです。
まず、栄養分が筋肉の修復に使われることで髪に栄養分が運ばれなくなり、薄毛になるケースがあります。
無酸素運動や激しい運動は、筋繊維を壊し修復することで、前よりも強くたくましい筋肉にする効果があります。
その過程では、筋肉を修復するために、タンパク質を中心に多くの栄養分が使われます。
髪もタンパク質でできています。筋肉の修復で頭皮へ運ばれるタンパク質の量が少なくなるため、薄毛対策に逆効果になってしまうのです。
次に、無酸素運動をすることで悪玉男性ホルモンが増加し、薄毛を悪化させることがあります。
男性型脱毛症(AGA)を発症していない場合は問題ありません。
しかし、発症している場合は注意してください。
AGAは進行性のため、一度発症してしまうと適切な治療をしない限り、薄毛は進行します。
そのため、強度の高い筋力トレーニングなどの無酸素運動で、薄毛が加速する恐れがあるのです。
タグ:薄毛の原因, 薄毛の原因のAGA, 薄毛の原因の運動不足